アレルギー性鼻炎の合併、アデノイドの肥大、抗生剤の効きにくい菌の感染などにより、お子さんの中耳炎、副鼻腔炎が長く治りにくいことがあります。

様々な検査の中から適切なものを選択、総合的に診断し治療していきます。


★アデノイドとは・・?
鼻の突き当たりで、のどの一番上の鼻咽腔(上咽頭)といわれる所にあるリンパ組織(咽頭扁桃)のことをいいます。ちょうど みみ・はな・のど の真ん中に位置します。アデノイドが大きすぎたり、炎症が起こると、みみ・はな・のどに影響を与え、いろいろな症状が出てきます。


    耐性菌への抗生物質の短期間高容量使用(ハイドーズ処方)

耐性菌と言われる抗生物質が効かない(効きにくい)細菌が増えてきた為、中耳炎や鼻カゼが治りにくかったり、繰り返したりするお子さんが増えてきています。
耐性菌かどうかは鼻水や耳だれの細菌培養検査で調べます。耐性菌がある場合は、効果のある抗生剤を選んだり、通常より多めに使うことで菌を抑えて感染症を治していきます。
繰り返す鼻漏や中耳炎の場合、細菌検査をして耐性菌の有無、適切な抗生物質を選んで治療いたします。


    お子さんのアレルギー検査

アレルギー性鼻炎は、1歳2歳のお子さんからでも見られるようになってきました。当院では、
  1. 鼻水からアレルギーの有無を調べる検査
  2. 血液検査で広くアレルゲンを調べる検査(RAST)
  3. 指先から一滴の採血でアレルゲンを調べる検査(イムファストチェック)
を、使い分けて診断しています。
1 と 3 の検査は、痛みもなく1歳のお子さんから可能です。2 の検査は5、6歳以降におこないます。アレルギーの原因を早く知ることは、早期予防に役立ち、アレルギーの悪化をおさえます。


    滲出性中耳炎の治療

滲出性中耳炎が長く続くと、聞きかえす、言葉が遅れるなどの症状が出ます。
お薬や鼻処置で治らない場合、鼓膜切開をして一回中耳の水を抜きます。
それでも再度水がたまってしまう場合は、鼓膜に換気チューブを入れておく治療をします。
チューブには、短期型、長期型があり、お子さんの年齢、鼓膜に合わせて選択します。
 
長期型チューブは、5歳以上位の方から可能で、約一年間留置し、滲出性中耳炎を治します。大人も使用します。
 
短期型チューブは、1歳から4歳くらいのお子さんに使用し、3ヶ月くらい入れておきます。


    小児難聴

新生児、小児の難聴は見つかりにくく、診断、対応が遅れると言葉の発達、知能などに影響するといわれています。音への反応が悪い、言葉が遅れている、などの症状がある場合受診してください。
当院では、お子さんの耳の状態、鼓膜の状態を確認し、耳垢もしっかり掃除したあとに、「ティンパノメトリー」と「OAE(耳音響放射検査)」という検査をおこない、難聴、中耳炎などの確認をしています。
生後すぐからできる検査です。


【OAE検査機器】

このページのTOPへ

小児の中耳炎・副鼻腔炎・アレルギー・難聴 |  アレルギー性鼻炎、花粉症のレーザー治療 | 睡眠時無呼吸症候群・いびき症 | 補聴器相談 | スギ花粉液の舌下免疫療法 | アレルギー性鼻炎(ダニ)の舌下免疫療法